ジャパンカップ2012 使用パーティ


ポケモン 技1 技2 技3 技4 持ち物 特性
ニョロトノ ねっとう れいとうビーム めざめるパワー(草) まもる オボンのみ あめふらし
キングドラ りゅうせいぐん だくりゅう れいとうビーム まもる ラムのみ すいすい
サンダー 10まんボルト ねっぷう みがわり みきり たべのこし プレッシャー
メタグロス コメットパンチ バレットパンチ しねんのずつき アームハンマー オッカのみ クリアボディ
テラキオン インファイト いわなだれ ちょうはつ まもる きあいのタスキ せいぎのこころ
ナットレイ パワーウィップ アイアンヘッド やどりぎのたね まもる ヨプのみ てつのトゲ

解説
メンツは有名な柚樹さんの雨パーティと全く同じです。
非常に完成度の高い構築で、トリルギミック等を入れない場合はこの6匹で安定だと思います。
立ち回りについての記事も2つ書きました。
・柚樹雨 立ち回り
・柚樹雨 立ち回り2


ニョロトノ
実数値:188-×-95-146-136-93
ラティオスのジュエル流星群確定耐え
HPが192以上になると定数ダメージの量が1増えてしまうのでHPを192未満にしつつ、オボンのみを持たせるため偶数に調整。
耐久はラティオスのジュエル流星を確定で耐えるまで振って、残りはCにほとんど振っています。
理由はトリトドンにめざ草を打った時のダメージを少しでも多くする為で、ここまで振るとトリトドンがリンド込みのめざ草2発で倒せる可能性があります。
雨パーティにとってトリトドンの処理速度は重要で、実際に対面した時はトリトドンに素早さで負けているナットレイよりも上から殴れるニョロトノに処理を任せることが多いです。
物理耐久も本当は欲しいところですが、自分はこの配分で落ち着きました。


キングドラ
実数値:175-×-115-147-115-126
・HP16n-1
・最速バンギラス抜き+1
・雨下で最速スカーフボーマンダ抜き
火力と素早さを削ってHPに努力値を回しています。
HPにここまで振ることにより眼鏡ロトムの雷等も耐えることが可能。
命の珠キングドラの火力も魅力的ですが、非常に場持ちが悪く後発から交代で繰り出していくのが安定せず、使いにくいと思ったので不採用。
自分の考えるキングドラの強さというのが「火力」ではなく「何回濁流を打てるか」と考えていたということもあります。
対戦では濁流で相手の命中率を下げて事故を狙うということを意識して立ち回っていました。
実際に濁流の追加効果に助けられることは何度もありました。
技は流星群、濁流、守るまでは確定で、最後の枠にモロバレルナットレイを殴ることが出来る冷凍ビームを採用。
その他にも少し削れたドラゴンタイプ等を流星群を打たずに倒すことが出来たり、命中率が100というのも冷凍ビームの大きな利点だと思います。
他の技ではハイドロポンプも良いですね。
素早さは最速バンギラス抜き抜き調整をしていますが、実際は霰下で最速ユキノオーに先制出来る点が大きいです。
まあ天候を雨にしてしまえば先制を取れるので、素早さより火力が欲しいという人は
175-×-115-159-115-115(雨下でS152スカーフボーマンダ抜き)
といった配分もアリ。


■サンダー
実数値:179-×-105-145-140-155
・控えめボーマンダのジュエル流星群確定耐え
・無補正S100族最速+3
サンダーは熱風を覚えることやタイプから雨パの苦手なナットレイモロバレルに強く、対スタン性能も高いのでこのパーティの電気枠にはピッタリのポケモン
またパーティで唯一浮いているポケモンだったりします。


以下、配分や技について
雨パーティにおけるサンダーは物理耐久よりも特殊耐久が優先されると考えたのでHPを削ってボーマンダのジュエル流星群までは確定で耐えれるように調整。
そして相手のサンダーの素早さには出来るだけ勝っておきたかったので多いであろうと考えていたS154は抜いておきました。
電気技は雷ではなく10万ボルトを採用。
理由を簡単にまとめると、常に雨状態で戦える訳では無い、相手の日本晴れで命中率が50%になる、常にニョロトノを選出する訳では無い。といった感じでしょうか。
僕は120の威力と3割麻痺の追加効果よりも大事な所で外して負けるというのを避けたかったので、10万を採用です。雷か10万ボルトか、どちらを採用するかは人によって分かれます。


メタグロス
実数値:185-178-150-×-138-90
キングドラの雨珠ハイドロポンプ確定耐え
鋼枠。竜技を受けれる。
バンギラスユキノオーラティアスモロバレル等に強い。
アームハンマーで素早さを下げてトリパに対抗したりなんかも出来ます。
配分はグドラの雨珠ドロポンを確定で耐えるまで振って余りは全部攻撃にぶっぱ。
モロバレルに思念の頭突きを打った時のダメージやナットレイアームハンマーを打った時のダメージを素早さより優先。
むしろ素早さは地震を入れて無いのであまり必要が無いでしょう。
持ち物のオッカのみはユキノオーシャンデラの並びに強気に動ける点が良いです。
他にも日本晴れして隣が大文字等、天候を雨以外にしながら炎技を打ってくる場合にも1発耐えて動くことが出来ます。
雨オッカはメタグロスを非常に安定して動かすことができ、一度使ってしまうと他の持ち物を持たせたく無くなります(笑)


テラキオン
実数値:167-181-110-×-110-176
格闘枠。
雨パの格闘枠について短くまとめます。
テラキオン・・・攻撃が高い、砂嵐で襷が壊れない、タイプ一致岩雪崩
ゴウカザル・・・霰に強い(吹雪半減)、猫騙しが使える、炎技が使える
カポエラー・・・威嚇持ち、猫騙しが使える
他にも雨パに入りそうな格闘ポケモンはいますが最終的に自分はこの3匹に絞りました。
その中でもテラキオンを採用した理由は相手のサンダーに対する打点の違いです。
テラキオンは他の2匹とは違い、岩雪崩でサンダーを大きく削ることができます。
砂嵐で襷が壊れなかったり特防がアップしたりで対砂パや対バンギ入りに当たった時に活躍が見込めます。
インファイトの火力が大きく、雨パが倒しにくい水ロトムをがっつり削ってくれたりするのでその点もすごく良い。


ナットレイ
実数値:175-139-151-×-165-22
・HP16n-1
・D11n
対トリパ、ミラー等に繰り出していきます。
タイプが優秀で、ナットレイに有効打を持っていないポケモンは多いので、ナットレイを選出する時は相手をナットレイで詰ませるプレイングを意識すると良いと思います。
ジャイロボールではなくアイアンヘッドを採用している理由はモロバレルに対するダメージを考慮。
ジャイロだと天候ダメージほどしか削れませんが、ヘッドだと4分の1程度は削れる。
相手の素早さに依存しないで安定した威力で攻撃できる命中100技という点も優秀。
また、対トリパではジャイロボールより威力が高く、さらに3割で相手を怯ませることが出来ます。
そのような点からアイアンヘッドを採用しました。