ポケットモンスターXY

新作に移行する前にXYのまとめ記事でも書こうかなと思いました。


発売〜12月(ポケムーバー解禁前)

発売してから1週間は久々の孵化厳選作業を身内と楽しみ、ダイパプラチナ時代のあの頃の楽しさを思い出していました(赤い糸の仕様発見まで)。
育成済み個体がそこそこ揃ってきたところでダブルレートを開始。
最初の頃は頭が完全に5世代脳だったので電磁波無効、怒りの粉、キノコの胞子無効のカットロトムに大きな強みを感じて使用したり、単純に好きなゲッコウガ入りのパーティを回したりして遊ぶ。
しばらくするとランドロスクレセリアの使えないダブルバトルはダブルでは無い」と変な拘りを持ちだしてダブルバトルを全くやらなくなります・・・。


そこでダブルの代わりにプレイしたルールがシングルバトル
5世代の頃からやろうやろうと考えていたルールに初めて真面目に取り組みます。
初めてやるルールなので環境の把握や強いポケモンを知ろうと多くのブログや生放送、オフの結果などを調べました。
調べた結果を参考にして完成したパーティがこちら

このパーティで最高レート2115、一時期ではありますがシングルのレートランキングで18位になることができました。



■シングルバトルについて思ったこと
-ダブルに比べて活躍出来るポケモンが多い
1vs1のバトルになるのでメタ対象と上手く対面することが出来ればどんなマイナーポケモンでも試合を動かす活躍が出来ると思いました。
隣のポケモンによって行動が制限されることのあるダブルバトルでは使用されるポケモンの幅は狭いです。


-環境の変化が早い
この点に関してはダブルと大きく違っていると感じました。
少しネットで調べてみればオフで結果を残した・高レートになった完成度の高いパーティの詳細を見ることが出来ます。
また、生放送で対戦を配信している人がとても多く、さらにレートが2000を越えているような配信者も珍しくないため高レートのプレイヤーがどのような対戦をしているのか容易に確認が可能です。
このような要素があってシングルを初めて触る僕でも強い構築、ポケモンにすぐに気付くことが出来ました。
そしてそれは他の人も同じで、「強いポケモンの把握・流行→そのポケモンに強いポケモンが増える」という流れが成立するまでの期間が短い。
情報封鎖という言葉が見られるダブル界では完成度の高い構築は公式大会が終わるまで公開されないことが多く、また生放送で対戦を放送している配信者も数える程だと思います。
レートでそれなりに勝てているパーティが1週間もすれば全く通用しなくなったりして非常に苦労させられました。


-クレッフィ、ラッキー
ゲームの欠陥だと思いました。


多少自分の考えが持てる程度にシングルをやり込むだけでムーバー解禁前のXYは終わりました。


ポケムーバー解禁〜3月

この時期を一言で表すなら「バトルロードグロリア」 これに尽きます。
非公式ながら全国大会を行う面白い企画だと思ったので積極的に参加しました。
この辺りは過去の記事と被る部分があります→バトルロードグロリア オフ参加レポートまとめ


■1/18 アリーナオフ
使用パーティ

メガ枠はギャラドスです。


参加者 115人
結果:予選11-3(2位) 決勝トーナメント1回戦敗退(ベスト16)


カロスダブルのモチベーションが異常に低くオフ前の調整は無し。
このルールに慣れてない人が組みそうなグッドスタッフでオフに参加しました。
運良く予選を抜けてしまったイメージがあります。


■2/9 がにゅオフ
使用パーティ


参加者 66人
結果:3-5(予選落ち)



楽しい旅行でした。


■2/23 しゃでオフ
使用パーティ


参加者 86人
結果:6-4(予選落ち)


BW、BW2と通して一度もしたことがないオフ負け越しで目が覚めました。
納得がいくまで調整してオフに臨みましたが予選抜けには一歩及ばず・・・。
カロスダブルのルールが発表されても無視してシングルをやり続けたツケがここで回ってきたんだと思います。
真剣に取り組んだにも関わらず結果が伴わずやる気が無くなりオフ後ポケモンをやらなくなる。


■3/22 Last Chance Qualifier
使用パーティ

解説記事→やすまつと一緒スタッフ


参加者 117人
結果:予選5-0(1位) 決勝トーナメント3位


ポケモンのモチベーションは低かったものの、関西で開催ということや多くの人が参加するということで自分も参加することに。
しゃでオフのパーティから
サーナイトと水ロトムマリルリ
シャンデラ→ゲンガー、ロトム
ナットレイギルガルド
という感じで変更。
しゃでオフの時点でカロスダブルの考え方は仕上がっていたので構築はすぐに完成しました。
良い結果を出すことが出来てホッとしたのを覚えています。


■3/23 日本一決定戦
使用パーティ


結果:予選3-1(1位) 決勝トーナメント1回戦落ち(ベスト8)


朝起きてシャワーしてる時にゲンガーを「こだわりメガネ」持ちにしたら強そうだなと思ってそのまま使ってみたらなかなか刺さった。
3勝1敗で予選を抜けたものの、急所以外で勝ち濃厚の場面で相手に急所に当てられてしまいベスト8で敗退。
もっと上を目指せていたと思うと残念です。
オフ後はこのパーティでジャパンカップ予選に参加するんだろうな〜とか考えてました。


■3/30 アジアカップ
使用パーティ

結果:3-2(16位)


詳しくはコチラ→アジアカップ
バトルロードグロリアでベスト8になったことで参加資格を貰いました。
当初の予定ではマッチ戦とのことだった(結局シングルマッチでした)のでリザ−ドンクチートの2メガ構築で参加。
この大会は海外勢も参加しており、普段日本のプレイヤーとばかり対戦しているので貴重な経験となりました。


振り返ってみると年明けから3月までは多くのオフ会に参加しています。
バトルロードグロリアのお陰でしょう。来年も開催して欲しい良いイベントでした(拍手)。


4月〜5月(ジャパンカップ2014)

4月は韓国勢の方々とのチーム対抗戦、日韓戦に出場しました。
■4/6 日韓戦 vsCheol hwanさん
使用パーティ


結果:○×○ マッチ戦勝利


その時のツイキャス→日韓戦 vsCheol hwan
視聴者数250人とかだったので緊張して喉カラカラでした。勝てて良かったです。


4月は遂に迫ってきたジャパンカップのパーティを考えるのに必死でした。時間が流れるのが早かった。
そして本番・・・


■5/2〜5/5 ジャパンカップ2014
使用パーティ


結果:32勝11敗 レーティング1801(50位)


・・・自身の甘さに多く気付かされました。来年は必ず予選を通過します。



当時はTwitterのアカウントを消去するくらいに病んでました。予選通過者に対して祝いのリプライなども一切しなかったです。
ただただ落ち込みました。
2年連続で全国大会に出場した人とは取り返しようのない大きな差が出来てしまったと考えています。


6月〜11月

この期間もいろいろなことがありました。

■6/29 ポケモンワールドチャンピオンシップス 日本代表決定大会
気分が悪いから行かないと言い続けてたのですが結局観戦に行きました。
ガルーラ入りパーティで「とにー」さんの優勝。 結果にはとても納得しています。
参加者の「シャロン」さん(@syaronalex)の構築を手伝ったりしました→シャロンの適当日記


■8/15〜8/17 ポケモンワールドチャンピオンシップス2014
日本から応援してました。
現地開催のラストチャレンジでの日本勢の活躍に大喜びする。
本戦ではベスト8にガルーラ入りが1人もいなかったことが残念でした。
2009以来、日本人の優勝が無いので来年こそは・・・と思います。


世界大会終了後は大正義オフに向けて全国ダブルに取り組みました。


■10/4 大正義オフ
使用パーティ


結果:個人 予選7-1 決勝トーナメント2-1 チーム ベスト4
今年のチャンプ「とにー」さん(@tonykuso69)、2年連続全国大会出場のシャロンさんとチームを組ませて頂きました。
結果は惜しくも準決勝で優勝チームに負けてしまいベスト4でしたが、短い期間でそれなりに納得のいくパーティを作れて勝率も良かったのでその点では満足です。
何より実績お化けのチームメイトの足を引っ張ることが無くて良かった(汗)。


■10/10〜10/14 ホウエンポケモン ニコニコマッチ
使用パーティ


結果:最高レート1807


PGLがメンテナンス中で最終レートと勝敗数が分かりません。
自分がそのルールをやり込まないと強くなれないタイプなのと限定ルールを苦手としているので苦戦しましたが頑張った方だと思います。
クチートを少し甘く見ていたというのが反省点。
この大会で限定ルールでの自分の弱さの原因に気付くことが出来たので参加して良かったです。


この後はレーティングバトルが終了する際に少し触った以外はポケモンしませんでした。




ポケットモンスターXYで感じたこと

まず、単純に冷めてしまったり、多忙だったりでモチベーションの高い身内が減ってしまったなと感じました。
僕はポケモンは1人で考えるよりも数人で考えた方が良い結果に繋がると考えているのであまり良くない傾向です・・・。
お互いがお互いのことをよく知り、実力を認め合っているような関係を今から作るということはとても難しいことだと思うので、新作で身内のモチベーションが回復すれば嬉しい限り。


次にプレイヤーの「強さ」についてです。
バトルロードグロリアで上位層に位置する多くの人と会話することが出来て、他のプレイヤーがどのような考えを持っているのかということを少し知れました。
「立ち回り」、「構築力」以外のところにもそのプレイヤーの強さに関わってくる部分があることを発見。
凝り固まった考え方が少しほぐれるので皆さんも普段仲良くしている人達以外の人とも交流してみると良いと思います。


最後に海外勢について。
(現地にも行ったことが無いのに分かった風な口をきいてスミマセン)
レベルが非常に上がってきたと感じてます。
日本代表の枠の数が少なかったことや、枠が少ないにも関わらず去年げべぼさんが世界2位になったことなどから僕個人としては海外のレベルをそれほど高いものではないと考えていました。
しかしここ最近の海外勢は「Nugget Bridge」というサイトを見ても分かるように複数のプレイヤーで協力して他国のポケモンにも注目し、日本の流行に対してもリスペクトするところはリスペクトして構築をより良いものにしています。
このようなサイトは日本にはありません。
また世界大会の出場経験というところも日本の抱える大きな問題だと思います。
「Sejun」、「Wolfe」、「Ray」、「Aaron」のような世界大会常連と言えるプレイヤーと初出場のプレイヤーでは経験の差がどうしても出てしまいがちです。
今年日本勢で一番良い成績を残したのが去年も世界大会に出場した「げべぼ」さんであることからもよく分かります。
「Sejun」は来年の予選は免除、アメリカは大会の形式上(知らない人はこの記事を読んでみましょう→「徒然なるポケモン日記」)実力の安定している「Wolfe」、「Ray」、「Aaron」が来年の世界大会も出場する可能性が高い。
しかし日本では1発勝負の予選・全国大会もそうだし、代表になれる実力のあるプレイヤーが何人もいることから毎年日本代表が変化しています。
これらの強豪達を崩し、来年日本が世界大会で優勝するにはどうすればよいのか、非常に困難な問題だと感じました。






XYまとめ記事はこれにて終了です。
ルビーサファイアリメイクの発売も今週末と迫って来ました。
また新作でお会いしましょう。
ここまで読んで下さってありがとうございました。